ID:N05El0pr0 さん
薔薇「桜田君・・・どうして学校に来ないの・・。」
JUM「う、うるさいなぁ!ほっといてくれよ!!(ゲシッ」
薔薇「痛っ・・。」

ID:kWJWKVON0 さん
J「・・・」
薔「・・JUM君・・」
J「も・・もう僕にかまわないでくれ!!」

ID:N05El0pr0 さん
ばらしー「桜田君・・・・明日から・・夏休みだから・・・。」
JUM「あぁ・・。」
ばらしー「2学期から・・・気が向いたらいつでも来てね・・・。」
JUM「う、うるせぇ!!(バタン」
ばらしー「桜田君・・・・・・。」

ID:asbJf/N4O さん
真紅「薔薇水晶、桜田君まだ来ないの?」
薔薇「…う、うん」
翠星「弱気だから舐められてるんじゃ無いですか〜」
薔薇「…桜田君はそんな子じゃ無い…!」

ID:N05El0pr0 さん
JUM「おはよ。」
ノリ「あ、JUM君!おはよーってもうお昼だよ〜。」
JUM「う、うるせぇなぁ・・。」
ノリ「もう・・。」
JUM「誰か来た?」
ノリ「え?誰も今日はきてないよ〜。」
JUM「そうか・・(今日は先生来ないのかな」

ID:N05El0pr0  さん
ノリ「ジュン君先生がクッキーもってきてくれたよ。」
JUM「え?なんで?」
ノリ「調理実習で先生も一緒に作ったんだって〜。」
JUM「僕用にか?」
ノリ「そうみたいだよ〜。」
JUM「よ、よこせ!・・・ぱくっ。」
ノリ「おいしい?」
JUM「あ、あぁ・・・不味く無いよ・・・。」

ID:N05El0pr0 さん
薔薇「あ、JUM君・・今日ね・・バレンタインデーでみんなでチョコ作ったから・・・。」
JUM「あ、ああ・・。」
薔薇「私もそのとき作ったから・・あげるね・・・。」
JUM「あ、ありがとう・・じゃ、僕課題まだ終わってないから・・。」
バタンッ
JUM「・・・・『早く学校に来てね』か。」
ぱくっ
JUM「・・・まずくねぇ・・。」

ID:N05El0pr0 さん
薔薇「あ、JUM君・・今日は・・お姉さんは?」
JUM「い、いないよ・・バイトらしい。」
薔薇「へぇ・・そうなんだ・・。」
JUM「あんたはまだクラスで男子に舐められてるのか?」
薔薇「・・・う、うん・・女の子は仲良くしてくれるけど・・・。
男の子はJUM位しか仲良くなれないかな・・。」
JUM「へぇ・・。」
薔薇「・・・・。」
JUM「・・・・・。」

ID:N05El0pr0 さん
薔薇「桜田君・・私本当は教師にむいてないかも・・・。」
JUM「えっ?何言ってるんですか先生・・。」
薔薇「だ、だって・・・クラスの男子はみんな水銀燈先生の言う事しか聞いてくれない物・・。
   私本当は駄目かも・・・。」
JUM「あ、アイツなんかより先生のが良いよ!アイツは学校に居た頃から僕は馴染めなかったし・・!
  先生みたいに毎日様子を見に来てくれたりもしないし!!」
薔薇「・・・桜田君・・・?」
JUM「と、取り合えず考え過ぎなんじゃないっすか!気にしないでいいよ!うん!!(バタン
薔薇「・・・・・・・。」

JUM「何言ってるんだよ僕・・・・・。」

ID:N05El0pr0 さん
 JUM程、ヒキキャラが似合うのは居ないと思ったので・・・。

薔薇「・・・はいっ、今日やった所120P〜125Pまでを良く読んで置くように・・あと・・・。」
男子A「次なにー?」
男子B「保健じゃねー?」
男子A「え、まじー?wwwwwwwやったーwwwwwwwwww」
女子A(・・死ねよ)
女子B(なんなんだようぜぇ・・。)
女子C(保健保健ってうぜぇ・・・・・)

薔薇「・・・・みんな・・・・・話聞いてよぅ・・・。」


ID:N05El0pr0 さん
薔薇「桜田君・・これ、今月分の宿題ね・・。」
JUM「あ、どうも・・・。」
薔薇「うん・・頑張ってね・・急がないで良いから・・・。」
JUM「え、えぇ・・どうしたんですか・・元気無いじゃないですか・・・。」
薔薇「ううん・・なんでも無いのよ・・ありがとうね。」
JUM「そ、そうですか・・なんか昨日より暗そうだったから・・。」
薔薇「・・・ううん、なんでも無いから・・桜田君は優しいね。」
JUM「な、なに言ってるんですか!!!!!優しくなんか無いですよ!!!!(バタン!!!」
薔薇「・・・・・・(にこっ」
JUM「何がしたいんだよ僕は・・・嫌われたかな・・・VIPでも行こ・・・・。」

ID:N05El0pr0 さん
薔薇(またクラスの点数下がってる・・)
水銀燈「でさぁ〜この前○○君ったらね〜」
真紅「くすっ、○○君相変わらずね。」
薔薇(しかも私の科目だ・・・)
水銀燈「薔薇水晶先生。」
薔薇(やっぱり私より副担の水銀燈先生のが・・)
水銀燈「・・・?あのぅ、薔薇水晶せんせぇ・・・?」
薔薇「・・・・あ、すいません・・・なんでしょう。」
水銀燈「今日これから真紅と軽く飲みに行くんですぅ〜薔薇水晶先生もどうかな、っておもってぇ〜。」
薔薇「い、いえ・・私はちょっと行く所が・・・。」
真紅「あんたと違って男が居るのよ、諦めなさい。」
水銀燈「え〜っ!?ちょ、ちょっとぉ・・・。」
薔薇(ほんと・・水銀燈先生のが明るくてずっといいや・・・。)

ID:N05El0pr0 さん
JUM「先生、これ昨日貰った奴回答してみたんですけど・・・。」
薔薇「・・・はい、ちょっと採点するから待っててね。」
JUM「あ、はい。(ほんと・・毎日来て疲れないのかな先生・・・)」
薔薇「・・・・・。」
JUM「・・・・・。」
薔薇「・・・・・ぐすっ。」

ID:N05El0pr0 さん
薔薇「・・・JUM君偉いよ・・・学校行ってないのにこんなに出来て・・ぐすっ・・・。」
JUM「い、いやぁ・・僕ネット趣味なんで興味持ったの調べてるんですよ・・。
   歴史って面白いと僕思うし・・。」
薔薇「ほんと・・偉いよ・・・100点だよJUM君・・・ぐす・・うぇ・・・うぇぇぇぇ・・・。」
JUM「先生!?なんで泣くんですか!?僕なんか悪い事しました!?」
薔薇「・・・またクラスの点数落ちちゃって・・・それが私の担当してる科目で・・。」
JUM「先生あの一体・・。」
薔薇「毎日みんな来てるのに・・・・なんでだろう・・私がやっぱり下手だからかな・・。」
JUM「補修開けば良いじゃないですか・・テスト前なら自然とみんな来て勉強しますよ!」
薔薇「今日開いたけど誰も来なかったわ・・みんな保健体育の方に行っちゃって・・・私・・もう・・・・どうしたら・・・。」
JUM「先生・・・・・。」

ID:N05El0pr0 さん
JUM(学校で上手く行ってるのかあの人・・・。)
ノリ「JUM君ただいまぁ〜ごめんね〜遅くなって、今なんか作るからそれまでスーパーで買ったお惣菜たべてて〜・・・。」
JUM(僕が居た頃から男共は水銀燈先生に夢中だからなぁ・・・。)
ノリ「あれ?JUM君?」
JUM(なんだろ・・・なんかすげぇアレだな・・明日また来るだろうし・・たまには僕が相談に乗らなきゃ・・・)
ノリ「JUM君?いないの?」
JUM「え、あぁ・・おかえり、何か買ってきたの?」
ノリ「うん、コロッケ1個・・今何か作るからそれ食べて待ってて。」
JUM「うん、ありがとう(大丈夫かなぁ本当・・・)」

ID:N05El0pr0 さん
ノリ「え!?はい・・・はい・・・えぇ、はい。」
JUM「おはよ〜。」
ノリ「えぇ・・わかりました、後で弟を連れて行きます。」
JUM(えっ!?僕なんか悪い事でもしたか!?部屋に篭ってるだけだぞ・・・。)
ノリ「・・・JUM君、大変。」
JUM「えっ?なんで?どうしたの?僕連れてくって?」
ノリ「それが・・薔薇水晶先生、今朝学校に来た途端倒れて病院に運ばれたとか・・・。」
JUM「・・・・・・・・・お、おい!!!!教えろ!!!何処だ!!!何処にだ!!!!!」
ノリ「き、近所の○○病院よ・・・ど、どうしたのJUM君・・目が怖いよ・・・?」
JUM「っ・・!!くそッ!!僕すぐ支度するから!!!」
ノリ「え・・でもJUM君、今みんな登校してるよ・・。」
JUM「関係ない!!(パタタッ」

ID:qo2UPuEi0 さん
バタンッ!
JUM「先生!!先生どうしたんですか!!!」
薔薇「・・あ・・桜田君・・・今はまだ登校時間じゃ・・?」
JUM「か、関係無いです!!!どうしたんですか・・今朝姉から聞いたんですが・・・。」
薔薇「ちょっと疲労とストレスが溜まり過ぎちゃって・・・・ごめんね・・少しここでお世話になるから・・・。」
JUM「そ、そうですか・・・。」
薔薇「今日は桜田君ところ行けないね・・ちょっと残念・・・。」
JUM「い、いや・・そんな・・・あ、じゃぁ僕が毎日見舞に来るんで・・。」
薔薇「・・ほんと・・・?・・・ねぇ・・・桜田君。」
JUM「え、あ、はい?」
薔薇「・・・今日頑張ったね・・・偉いよ。」
JUM「・・・・・・。」

ID:qo2UPuEi0 さん
JUM「・・・僕は偉くないです・・・姉には迷惑をかけて、更には先生にはいつも世話になるし・・・臆病だし・・。」
薔薇「・・でも・・・今日登校時間中に・・・家を出てきたんでしょう・・・。」
JUM「それはそうですけど・・・。」
薔薇「偉いよ桜田君・・・頑張ったね。」
JUM「そんな事無いです・・先生のが、体がこんなになるまで頑張るし・・・。」
薔薇「・・・・桜田君・・・。」
JUM「早く体調直してください、僕少しずつ頑張って・・学校行ける様になりますから・・。」
薔薇「うん・・・そう思えるなら、やっぱり偉いよ・・・。」

ID:qo2UPuEi0 さん
薔薇「・・・ねぇ桜田君。」
JUM「あ、はい?」
薔薇「・・・桜田君って不思議ね、私が壊れそうなとき貴方が欲しい言葉を言って治してくれるのよ・・・。」
JUM「先生・・・・(かぁっ」
薔薇「・・・・ごめんね、変な事言って。」
JUM「い、いえ・・・僕だって・・常に助けてもらってる物ですから・・・。」
薔薇「・・・ありがと、桜田君・・・あなた見てると、私頑張れる気がする・・・・。」

ID:qo2UPuEi0 さん
JUM「あ、僕教科書持ってきたんです!前々から興味ある所聞いても良いですか?」
薔薇「・・・うん、いいよ・・・どこ?」
多分今後、私は職場に戻れるかわからないけど。
JUM「えっと・・・ここです、ここの解説が・・・。」
私を必要としてくれる人が居る以上は、教師で居ようと思う。
薔薇「・・JUM君歴史に興味持ってくれたんだ・・先生も嬉しい・・。」
だって私には。
JUM「え、えぇまぁ・・。」
こんなにも。
薔薇「・・・・よし・・・じゃぁ、ここはね・・(にこにこ」
可愛い生徒がいるもの。

fin

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