女生徒「あ、あの金糸雀先生?ちょっといいですか?」
金糸雀「へ?いいけど何の用なのかしら?」
女生徒「あ、あのですね?そのー・・・ちょっと・・・」
金糸雀「???あ、大丈夫かしら?これでもカナも一教師。生徒の相談事ぐらい
     楽してズルして解決かしら。それに誰にも秘密にするから、安心してほしいかしら。」
女生徒「(生徒の相談事にズルは・・・)あの、ええと、私管弦楽部に所属してるんですけど
     その、もうご存知かと思うんですけど顧問の○○先生が倒れてしまって。」
金糸雀「ああ、知ってるかしら。職員室でもこの時期に大変だってその話題で持ちきりだったかしら。」
女生徒「ええ・・・。それで私達、今度の県の大会に出場するんです。私達あんな大きな大会に出るの初めてで。
     それでも後輩や先輩も凄いやる気になってて。けど、その最中に私達をここまで引っ張ってくれた○○先生が倒れちゃって・・・。」
金糸雀「ええと、その私にどうして欲しいのかしら?」
女生徒「で、ゴタゴタが続く中、私あのピチカートさんから聞いたんです。その、つい最近部活の帰りに偶然商店街であって。
     この事を相談したら金糸雀先生のことを教えていただいて。何でも先生は凄いバイオリンが上手で、あの有名な○○交響楽団にも所属してたって。
     あの、その失礼なんですけど本当なんですか?」
金糸雀「え、ええと、む、昔の話かしらー。も、もう最近バイオリンなんか全然触ってないのかしらー。」
女生徒「え?じゃあホントだったんですか?良かった・・・、ぐす・・・」
金糸雀「へ?な、何で泣くのかしら?」
女生徒「お願いです、私達を助けてください!!もう本当にどうしようもないんです。
     ひっく・・・このままだと・・・ひっく・・・。だから、金糸雀先生、臨時の顧問になってください。お願いします!」
金糸雀「ええ?!(こ、困ったかしらー、本当は最近どころか何年も触ってないのに。)」
水銀燈「あらぁ、いいじゃない?やってあげれば。困ってる生徒を助けるのも教師の仕事でしょぉ?」
金糸雀「す、水銀燈先生!?い、いつの間に・・・。で、でもー」
女生徒「やっぱり、ダメ・・・ですか?」
水銀燈「ほらぁ、この娘かなり困ってるのよぉ?いいじゃない、元々そういう知識あるんでしょぉ?私は初めて聞いたけどぉ。」
金糸雀「うう・・・、そこまで言うなら分かったかしら。この有栖学園一の奏者、金糸雀が楽してズルして大会を勝ち抜くかしらー。
     (勢いだけで言っちゃったのかしらー、どうしよう・・・。みっちゃん、助けてー。)」

金糸雀は初めて書いたよ。あと最近ピチカートがバイオリン奏法の一種だって初めて知りました。
ごめんね、gdgd過ぎだなorz

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